呼吸に休むこと

マインドフルネス瞑想では、呼吸に意識を向けて瞑想を行います。
意識を向けるからといって、全力で力強く意識を置くわけではありません。むしろ、やさしい感覚で休むことをします。

呼吸に休むこと

皆さんは、無理なく自然にできていますか。

マインドフルネス瞑想が陰ヨガと似ているなと思うところの一つに、ある種リラックスした感覚で行うというのがあります。
ガチガチに力が入りすぎてもよくないですし、だらーんとして緊張感がなくなりすぎるのもよくありません。よくクラスでは「キツすぎず、ゆるすぎず」とアドバイスしていますが、陰陽論的にいうと中(ちゅう)であることが大切です。

呼吸に意識を向けることは、呼吸を観察することから始めます。丁寧に精度高く観察するには、呼吸に休むことが大事です。

陰ヨガに近い感覚で言うと、吐く呼吸に身を預けるような感覚です。日常生活の中の感覚では、お風呂(特に、温泉!)に浸かる時に「はあ〜。」とため息をつく感じだったりします。

呼吸に休むことは、自分と対話をする時間でもあります。仕事でも、お稽古事でも何でも、必ず見返したり、基礎を見直したりするはず。自分自身についても同じだと思うのです。「今」の自分を丁寧に観察してみることです。日常において呼吸に休む時間があることは、人生を豊かにすることと繋がると思います。

「休む」と言うと、何もしていない、サボっていると勘違いする人もいるかもしれません。しかし、何もしていない(と思われる)その間(ま)は、サボるどころか、色々なものを与えてくれます。想像力だったり、気づきの力だったり、原動力だったり。
これは、知識で理解することはできないので、是非、「呼吸に休む」を実行して、自身の経験から理解をしてみてください。真の豊かさが見つかるはずです。

写真は、先日のフリーマーケットで、子供向けの木のおもちゃを売っていたお友達から購入したもの。クリスマスは過ぎましたが、あたたかい気持ちはまだ続いています(^^)

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