内側からの変革

何故、メディテーションを始めたのだっけ?

先日のダルマ勉強会で、皆さんからそんな話がでました。
それぞれに固有の理由があると思いますが、共通してるのは、そこに繋がったということだと思います。

メディテーションに限らず、興味を持ってちょこっと触れる人は沢山いると思うのですが、続けられる人は実はそれほど多いわけではない気がします。何でも好奇心を持ってスタートしてみるのも楽しいですが、上部だけの好奇心ではなくて、きちんと根を張るように探究する精神を伴った好奇心を持つことが何より大事だと思います。

私がメディテーションを始めた理由は、自然な流れでした。以前から興味があったから、というのもあるし、そこにメディテーションがあったということも言えると思います。
信頼できる先生に出会ったということも大きいし、ヨガの学びの壁に当たっていたということもあったかと思います。身体へのアプローチの限界を感じて、心や精神に本気で取り組んでみようと思ったことも大いなる理由だと思います。

ちょうど人生においてそんな時期だったのでしょう。その証拠に、修身の書と言われる易学にもこの頃偶然に出会いました。「両方って多くない?」って自分でも思いますが、自然に来ちゃったものは仕方ない(笑。何も無理なく淡々と続けている学びなので、いい感じで心身に染みています。

仏教メディテーションにも、易学にも言えることですが、心や精神に問いかけるものは、内側からの変革が絶対に大事です。
何を感じ、何を学び、そしてどうやって日常に生かしていくのかということを自分で見つけていくプロセスです。
これを学べば大丈夫!といったハウツーとは全く違います。知識を得たからといって変われるわけではなく、自分自身と静かに向き合って、時間をかけながらその道を歩むことが必要なのです。自分の内側から「は!」と気づくこと。それが、内側からの変革です。

盲目的に誰かについていくこととも違います。自分で聞いて、観て、触って、調べて、体験することです。
自分の人生は、自分しか取り組むことができないのだから、大切に育んでいきたいですね。

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