成熟した大人の生き方

陰陽五行説は、ご存知の遠り、自然の流れや摂理を説いているものです。
陰陽の法則に触れていると思うことは、

自然には逆らえない

ということです。
そもそも逆らう必要もないし、自然の一部として生きている人間の自然なあり様ですし、東洋思想の基本理念です。

でも、人間は、巧妙に頭が良くて、周りのモノもヒトもコントロールしたがります。自然に抗って、利便性や効率性を求めていく。

でも、本当に便利で効率的なのかは、最近とても疑問に思います。自然と調和をしないことにより、様々なところで不協和音が生まれて、人は悩んだり争ったりするからです。幸せになるために支配をしているはずなのに、実は幸せからは遠のいているだけなのでは?と。

資本主義社会の中では当たり前の競争と支配。弱肉強食の世界。もちろん、その面白さも私は知っています。自分が勝ち組に這い上がるために努力してきたこともありますし、スピード感があってとても生きている感じがする。とてもエキサイティングだし、自分が大きくなった気になります。

ただ、それは、目に見える世界以上の大きな視野でその現象を見ると、勝っても勝っても一向に安寧や安心が得られない世界だと気がつきます。

自分が勝者だ!
自分が偉い!
自分は金持ちだ!
自分は権力者だ!

という”自分基準”の足元は、チョギャム・トゥルンパの言葉を借りれば”沈む夕日のエネルギー”を纏っています。

世界を支配するのではなくて、世界と調和すること。今生きているこの環境や自然と調和をすること。それが成熟した大人の生き方だと思います。だからと言って、ただ盲目的に世界の流れに身を任せて生きることを言っているわけではないですよ。

成熟した大人の生き方とは?

少し自分のハートに聞いてみてください。

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