お料理

「学びは、日常に沢山あるよね。」

先日、水曜日(ジュノスタイルスタジオ)を一緒に担当しているマインドフルネスの先生・久美ちゃんと一緒に話していたことです。
”座る”という行為をするマインドフルネス・メディテーションは、日常に同じ状態を生かすことがとても大事です。マインドフルネスな状態は、生きているその瞬間瞬間に、常に起こっていることが大切なのです。それをポストメディテーションと言います。

マインドフルネスな毎日を過ごすことで、生き方も変わるし、仕事の仕方も変わる。人との関わり方も変わる。そんな変化が突然やってきます。

最近、私は、お料理をしている時が、とてもマインドフルネスでいる時間だなと感じます。例えば、玉ねきを切っている時のこと。

・・・玉ねぎの白く透明感のある姿が視界に入っていて、ツーンとする香りがしてきて、目が刺激されることも。包丁を持っていたらその重みを手で感じていて、玉ねぎに包丁が入っていき、切っている瞬間にはスーッと玉ねぎが切れていく感触があって、耳にはスッスーっと切れていく音が入っていって、最後にまな板と包丁がとん!と音を立ててぶつかる・・・

”玉ねぎを切っている”という、”今、ここ”で行っている行動に対して、意識が丁寧に置かれています。さらに、五感が静かに開いていて、”今、ここ”で起こっていることを鮮明に認識している状態。

そして、大きな気づきは、従来、持っていたお料理(特に、片付け)をしている時間や、家事をしている時間に対する「無駄な時間だから、なるべく早く片付けたい。」という気持ちが抜けたこと。

お料理は趣味でもあるので、休みの日には無駄な時間と感じたことはないけど、忙しい日々が続いていると仕事のことばかりに意識が行ってしまい、料理の時間を楽しむというより「手早く時短がいい!」という気持ちが先行していたと思います。行っていることは同じなのに・・・

お皿洗いをしている時でさえ、満ち足りた気持ちになります。特に、真新しいことやスペシャルなことは何にも起きないけど、そこには”満ち足りた空間”があるのです。そして、その”満ち足りた空気に包まれた私”がいます。どうしてかわからないけど、そんな時はとても幸せな気持ちになるのです。

幸せは、もう、既に自分の目の前にあるのです。見えてないのは、色眼鏡をかけた自分です(^^)

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